2018.08.27 04:29前日がある種のピークになる現象について文化祭は準備が一番楽しい。修学旅行は新幹線やバスが一番楽しい。そんなことを思う人は少なくないと思う。メインイベントのほんの手前。その空気は本番よりもリアルで、なんだか不思議な感じがする。中学の卒業式前日。卒業式の予行練習があって、僕たちは体育館に集合していた。一通りの流れをリハーサルし終えた後、学年担当の教師達から言葉を貰った。それを聞いた時、あぁ本当に卒業するんだなと当たり前のことを思った。副担任の女性教師が少し涙ぐんで話して、女子生徒はもちろん男子生徒にも少し泣くやつがいて、からかわれていて。当たり前だけど、中にはこの先2度と会わないだろう人がいて、僕は少しでもみんなの顔を見ておこうと思った。けどあっさり忘れちゃうんだろうなぁと思うと、なんだか不思...
2018.08.21 11:59心の中の少女性ポップソング僕の心の中には少女性がある。こう書くとすごいキモイけど、ラブコメが好きだったり、パステルピンクを見るとふわっとした気持ちにはみんななったりすると思う。なるよね?なるとして話を進めよう。僕の音楽の趣味にもそれは現れて、なんだかふわふわしたような女性アーティストの曲がすごく染み入る時がある。ここではそれを紹介したい。①セラニポージ【スマイリーを探して】
2018.08.21 10:25お盆期間の過ごし方部長がお盆休みから戻ってきて、 今日はまじめに仕事に打ち込んだ。 先週に鳴った外線はおよそ10件弱。 届いたメールは20通。 その内対応の必要があるものは2件ほど。 そう、先週は恐ろしく暇だった。 僕のしていたことと言えば、 ①おもしろいブログを漁る 上田啓太【真顔日記】
2018.08.17 23:13赤子よ、鳴け【向かいの赤子】家にいるとき、時々赤子の鳴き声が聞こえる時がある。向井の家に赤子がいるのだ。昨日、その赤子の鳴き声をあやす母親が典型的泣きやませ方だった。しかしそれでは泣き止まず、いろいろなアレンジを加えていた。ここでそれを振り返りたい。①【ベロベロバァー♪バァー♪】ベター。ベロベロバーって本当に効果あるのか僕は疑問だったが、その赤子には通用していなかった。ここから母親の健闘が始まる。②【フンフンフーンフンフフーン♪】鼻歌。なんとなくご機嫌な感じの鼻歌。おそらく赤子を揺らしながら鼻歌を歌っていたんだろう。なんとなくサウンドオブミュージックが頭をよぎった。効果なし。③【大丈夫大丈夫。ダイジョーブ‐↑↑】最後のダイジョーブでなぜか高音に...
2018.08.16 08:42これまでのランニングランニングを始めて1年と3ヶ月、今までをおさらいする。①【一人暮らしに慣れて】一人暮らしにも慣れ始めた頃、僕は運動がしたくなった。実家にいた頃にはジムに通ってバスケットを週2で行っていた。しかし一人暮らしをすることが決まって、全く運動することを止めてしまった。そのまま数ヶ月が過ぎ、自分の筋肉が衰えていくのを感じていた。お腹周りがやわらかくなってくる。外見には表れないが、自分はごまかせない。早急に運動をしなければならない。②【職場のランニングクラブに】その頃僕は職場の労働組合を脱退し、職場内で軽く浮いていた。どこかのコミュニティに属さないとまずいかもしれない…そんな打算と運動欲を同時に満たすため、僕はランニングクラブに体験参加する。一番の理由は部費が格安...
2018.08.15 08:14逆にって…「逆に」って言葉使うの、もうやめない?いつ頃からか定かでないが、みんな「逆にあれがいいんだよね~」とか「俺、逆にその感じ好きだわ」とか言うようになっていた。逆に?そもそも何が逆なんだよ。順当に好きでいいだろ。思いっきり好きでいいだろ。「逆」に逃げるなよ。なんていうか、会話の予防線みたいな働きをしている気がする。逆に、ってつけておけばOKみたいな。「あの人逆にすごいよね」みたいに言えば悪口もマイルド感が出て悪口じゃないみたいな感じ。悪口だから。しっかり悪口。逆にって言うことがもう逆に悪質。自分で言ってても意味がわからなくなる。予防線の働きをするだけならまだいい。だがいつからか「逆に」って言うことでなんだかランクを上げるような空気がふんわり香る程度にあるこ...
2018.08.14 08:40ガラケーメモリーガラケーについての思い出は皆も持っているだろう。メールがセンターで止まるだとか、絵文字がキャリア毎に違うだとか、着メロをその人毎に設定したてとか。僕もガラケーの思い出について綴っていきたい。初めてガラケーを見たときなんなんだこのビビットな色使いは…と僕は思った。スタイリッシュさと力強さ、それらが融合した近未来感に僕はガーンとやられた。今までの最先端のカラーリングといえば、任天堂機器のスケルトンカラーであり、基盤が見える=格好がいいとなんとなく思っていた僕にとってガラケーの色使いは衝撃であった。当時のガラケーはホワイトとブラックに加えてオリジナルカラーを数色加えるという暗黙のルールがあった。そのオリジナルカラーに各端末はこれでもかという個性を出してくる。...
2018.08.14 06:52写真社会へのアンチテーゼみんな写真とりすぎじゃない?いや本当にみんな撮ってる。老若男女みんな撮っている。スマートフォンの普及により変化したことは多くあるが、そのうちの1つが「写真を撮る」ということのハードルの低下だろう。スマホで簡単にそこそこの写真が取れる。しかも編集もできる。それをSNSに上げる。これをみんなやっている。本当に皆やってる。すごい。僕の知らないところで世界は進んでいる。もうみんなプリクラ行かないの?美黒か美白かで美白に全寄せしたりしていないの?ごてごての背景とか選んでないの?その後のイラストコーナーでクラス名や日付を書いたり、○○メン~とかどこどこ行ってきた~とか書いてないの?どうなの?僕は写真を撮るのが下手糞だ。たぶん、本気で撮るって行為に向き合えないんだろ...
2018.08.14 06:50もう見れないドラマ見れないドラマがいくつかある。あまりに僕の心を揺さぶり、見終わった後抜け殻のようになってしまうことが予想されるためだ。①【オレンジデイズ】大学生になってからもう見ることはできなくなった。あまりに眩しい学生生活が繰り広げられており、それは僕の現実との間にマリアナ海溝よりも深い溝を作り出している。もちろんこんな学生生活を本気で夢見ていたわけではない。大学生活に一切の希望を持たずに僕は入学した。しかし。それでも。心の片隅のどこかで。青春の空気を味わえるのかな…と思う気持ちがあったことは否定することができない。できの悪いテストも返却される時には一抹の期待を抱いてしまうように。当然現実は違う。僕は一人で中庭で林檎を齧り、本を読み、授業をサボってヒトカラする男とな...
2018.08.13 08:09お土産に1番困る県はどこだろう先日僕は広島へ出張に行った。となるともちろんもみじまんじゅうを買って帰り、部署の皆に配るわけだ。お土産 広島 と検索すればもみじまんじゅう。もみじまんじゅうと検索すれば広島土産と出てくる。このようにあっさり買うものが決まっている県に行くのは簡単である。それを買えばいい。貰った方もわかりやすくていい。あぁ~これねはいはい美味しいよね。これで終わる。宮城なら萩の月、北海道なら白い恋人、沖縄ならちんすこう(紫芋タルトも可)博多ならとおりもん。うん。わかりやすい。鳥取なら梨味の何か、山梨ならさくらんぼ味の何か、長野ならりんご味の何か。その土地の特産物の味のものでお茶を濁すこともできる。うん。わかるわかる。だけど、もし島根に行ったらどうしよう。僕の持っている島根...
2018.08.11 10:59夢で起きた現象の現実への作用泣く夢を見た。夢の中で僕は宇宙船のクルーの一員で、現在搭乗している宇宙船はあと数分で爆発するというベタ過ぎる展開だった。僕は周りのクルーに感謝の言葉を告げて、涙を流しながら来るべき時を待っていた。そこで眼が覚めた。①【夢で泣いた時、現実では泣いていない。】しかし、夢が現実になんらかの作用を及ぼすケースもある。僕は幼いころよく落ちる夢を見た。マンションのベランダでなぜか僕は手すりを外側からつかんでいる。いきなりリアルサスケ状態だ。カイジじゃないんだから。僕はなんとかよじ登ろうとするが、毎度毎度滑り落ちる。そしてそこでハッと眼が覚める。②【夢で落ちると、目が覚める。】夢だとよくめちゃめちゃな場面構成になっている。中学校にいるのに、高校の同級生がいるとか、ド...
2018.08.11 05:52win-winになろうよ先日『罪と罰 ドフトエフスキー』の下巻を2冊買うという失敗をした。情けなく、やるせなく、悲しかった。誰か上巻を買ってくれないだろうか。僕の下巻をあげるから。ランチくらいおごったっていい。そうなるともはや自分で上巻を買った方が早いし安上りだが、そうではない。僕の気持ちは戻ってこないのだ。なんというか、このまま上巻1冊だけ買うと負けてしまうのだ。何かに。かといって上巻2冊を買うのはやりすぎ。そこまでいくと何だか意地を通り過ぎてアホだ。やはり誰かに買ってもらうのがいい。そしてその誰かに僕が何かを施す。僕はその人に施せたという満足感を得ながら上巻が手に入るし、その人は施しを受けてなおかつ下巻も手に入る。正にwin-winの関係である。もはや僕はまと...