これまでのランニング

ランニングを始めて1年と3ヶ月、
今までをおさらいする。
①【一人暮らしに慣れて】
一人暮らしにも慣れ始めた頃、
僕は運動がしたくなった。
実家にいた頃にはジムに通って
バスケットを週2で行っていた。

しかし一人暮らしをすることが決まって、
全く運動することを止めてしまった。

そのまま数ヶ月が過ぎ、自分の筋肉が
衰えていくのを感じていた。
お腹周りがやわらかくなってくる。
外見には表れないが、自分はごまかせない。

早急に運動をしなければならない。

②【職場のランニングクラブに】
その頃僕は職場の労働組合を脱退し、
職場内で軽く浮いていた。

どこかのコミュニティに属さないと
まずいかもしれない…

そんな打算と運動欲を同時に満たすため、
僕はランニングクラブに体験参加する。

一番の理由は部費が格安だったからだ。(200円)

僕はヨガ部を辞めて、ランニング部に鞍替えした。
(ヨガ部の部費値上げが許せなかった)

赤坂御所を2週。約7km走る。
僕はこの時ランニングクラブのメンバーの中で
誰よりも早く走った。(5人中)

20代は僕だけであり、2週間ほど
練習していたのも効いた。
(こういう時、僕は恥をかきたくないので
 こっそりと練習したりする。)

誰かがエースができたね!と言った。

エース……。
なんていい響きだ。
今までの人生に置いておよそ
呼ばれたことなどなかった。
これからも呼ばれることはないと
思っていた。

エース。
最高だ。
エース。
やった。

この時、持て囃されたことで僕の
ランニング生活が始まった。

③【大会参加】
誰も期待していないのにエースという
言葉の響きに僕は
必ずや期待に応えなければ…
という謎の責任感を持ち始めた。

1ヶ月後、リレーマラソンに参加する
ことになる。
リレーマラソンは周回コースを数人で
走り、交代自由・何度同じ人が走っても
よいというルールだ。

メンバーもなかなか良かった。
職場の中では早い方の人たちが
集まっていた。

そこで僕は飛ばしに飛ばした。
その甲斐もあってか、
30チーム中3位に入賞する。
この経験により僕は更に深くランニングの
世界へとのめり込んでいく。

④【そして今に至るまで】

その後もハーフマラソンや10kmの
レースにちょこちょこ参加し、
フルマラソンも走ったのだが、
僕はある心理に気づく。

それは、

全然ランニング楽しくない。


レースは楽しい。
街を走れるから。
人と競えるから。


一人でセコセコ練習するの、
全然楽しくない。

走ることで成長したのは
筋肉のみ。精神はなんも変わってない。
止めたい。
しかし走るのを止めればタイムが落ちる。
走るペースを落としてもタイムは落ちる。

タイムを維持したいなら今のまま、
より早くしたいならより効果的に、
強い練習を入れていく必要がある。

キツイ。
ただただキツイ。
短い距離でもキツイ。

走らない人は
フルマラソン走る人は5kmなんて
余裕でしょ?とか思うかもしれない。

全然余裕じゃない。
しんどい。

でも走る。

走るしかないのだ。


エースであり続けるために…。

PS:10人くらいいるランニングクラブで
  まともに走っている人は3人だけです。
  (僕含む)

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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