耳掃除を他人にしてもらいたい。
もちろん綺麗な女性の膝枕付きが
望ましい。
だがしかし、綺麗な女性の人に
耳垢を取られるのはとても恥ずかしい。
ほら、こんな大きいのが取れたよ!
なんて言われてしまったら
ひぃ…恥ずかしい…やめてください…
となる。自分で望んでるくせに。
加えて勝手なイメージだが、
若い綺麗な人だと、下手なんじゃないか…
というイメージがある。
下手というか、やはりここは
おばあちゃんの往年の技の方が
上手い、というイメージなのだ。
仮におばあちゃんに膝枕で
耳掃除をしてもらうケースを考えてみる。
この時は
「大きいのとれたなぁ」
と言われても
「うっわでっけぇ!」
となんの照れもなく答えられる。
ただこの場合の膝枕は
おばあちゃんのズボンから
線香の香りが漂っていたり、
せんべいのくずがついていたりして、
あまり嬉しくなさそうだ。
先日の歯医者の例もこれだ。
「若い・綺麗・恥ずかしい」のセットか
「脂・おっさん・上手い」のセットの
どちらかの選択。
難しい。
インドカレー屋ではよっぽど忙しくない限り、
ナンのお代わりを勧めてくる。
日本の定食屋では「すいません」と
呼んでから「お代わりいいですか」と
言ってお代わりを頼む。
インドカレー屋では向こうから
「ナンタベル?」または
「ナン?ライス?」となる。
友達の距離だ。
このあたりのサービス精神というか、
謎の親切心は嬉しいものである。
だがインドカレー屋にもちょっと
こまった点がある。
ナンのお代わりを頼むとデフォルトで
2枚置いてから
「何枚?」
と聞いてくるのだ。
1枚だけおかわりしたくても、
それは叶うことのない望みだ。
おかわりした以上、2枚は食えよな?
というインド式脅迫術が土台にあるのか、
おかわりだから2枚以上は食べるだろう?
というインド式親切術が土台なのか、
どちらかは定かではない。
どちらにせよおかわりナンは2枚から。
「発声・適量・めんどい」日本式定食屋か
「ナン・過量・親切(脅迫)」インドカレー式か
どちらかの選択。
どっちがいいんだろ。
うーむ。
悩ましい。
PS.見えないって言われるけど、子供好きです。
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