ビタミンが好きだ。
ビタミンがたくさん入ってる食べ物があれば
おぉ、これはいいんだなぁ、と思う。
詳しいビタミンの作用はよくわからない。
ビタミンCが体調を整える、あとビタミンDは
日光浴をして作られる。Bはマグロとかレバーに多い。
そんくらいの知識しかない。
この知識も果たして正しいかわからない。
でもビタミンを取るとなんとなく
身体にいいことをしたなぁ、うむうむ。
などと思う。
ビタミンの摂取にもなんとなく格付けしてる。
野菜ジュースやグラノーラで摂取するのは3流、
生野菜で摂取するのが2流、
蒸し野菜で摂取するのが1流と
なんとなく思っている。
なんて言いながら僕はグラノーラもよく食べるし、
野菜ジュースもとても好きだ。美味しいから。
だがこういう時、決まって
「グラノーラはカロリーが多すぎる」
「野菜ジュースは糖分が多すぎる」
なんて言い出す人もいる。
「ビタミンは錠剤で取るのが賢い」
「野菜は茹でると栄養が~%無くなる」
などと聞いてもいない知恵袋を
その後披露してきて、
「あなたは間違っているのよ、まだ間に合うわ、
正しいこちら側に来なさい」
とでも言いたい顔をする人すらいる。
おだまり、と言いたい。
その口を待ち針で仮止めした後
2本取りの返し縫で思いっきり閉じたい。
カロリーが気になるなら動けばよい。
糖分が気になるなら頭を使えばよい。
精神的に楽な摂取方を無理なく続けた方が
かえって肉体にもいい結果を及ぼすと思う。
そう、カロリー。
僕はカロリーオフの食品を信用していない。
なんだ、カロリーオフって。
そんなもの水くらいだろう。
あとカロリーオフを食べている人で
痩せてるなーって人、見たことありません。
オフの成果、全く出てなくない?
最近すごく腹立つのがyoutubeの広告で
「運動で痩せるのが非効率!」と謳う
サプリメントの広告です。
これを取れば飲んでも食べても大丈夫、
と言わんばかりの誇大広告。
そして出てくる春日。
そもそもあの広告は聞いてみると
具体的な事は何も言っていないのだ。
すごい、〇〇の効果で痩せる、〇〇大学の研究結果~
といった文言が並びに並ぶ。
出典や背景は全く書かれていない。
春日が言ってたから大丈夫!ってなるか?
なったとしたら相当不味いだろう。
これに一部の純粋で愚かな人間が騙され、
ずる賢い人間の私腹が肥やされるのだとしたら、
とても悲しい。悲しい。
必ず痩せる方法なんて
「消費カロリー>摂取カロリー」
の式を満たす以外にないのだ。
血糖値が、ミネラルが、タンパク質が…
などとゴタゴタのたまわないで欲しい。
これらは運動をしたくない人の言い訳にすぎない。
運動をしたくない人はつらいことをしたくない人だ。
リスクを取らずにリターンのみを求める。
こうしたカモを資本主義は見逃さない。
もっともらしい理屈をつけてその弱みに付け込む。
そしてサプリや器具や謎食品がどんどん売れる。
なるべく正しい栄養素を取り、圧倒的に動く。
この単純明解なシステムが一番の近道である。
それ以外で痩せたら病気。
病院に行け。
現代人は生きていく上で、メディアリテラシーが
なにより必要不可欠となった。
騙す方がいつの時代も悪い、
しかし騙されれば生きてはいけない。
もはや資本主義はその段階まで来ていることを、
僕たちは自覚しなくてはならない…
前回に引き続き、なぜか社会啓発的な
メッセージがどうしても入り込みます。
そういう時期なんでしょうか?
PS,食物繊維がたくさんっていうのも大好きです。
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