8/13 7:52 博多発姫路行き


台風の影響により、新幹線が動くや
動かざるや、と情報が飛び交っていたが、
普通に発車することができた。

お土産の明太子と高菜をボストンバッグに
えいやと入れた。
明太子は常温で12時間も持つらしい。
念のため、保冷剤も入れてもらう。

新幹線はおよそ2時間半、飲み物が必要だ。
新幹線のビールは至福の時間を構築する
最高のピースであるが、あまりに早い時間、
ましてこの暑さでアルコールを入れるのは
危険と判断した僕は、お茶を買った。
こだわりはないが、なんとなくほうじ茶。

ほうじ茶は好き嫌いの少ないお茶だと思う。
僕は麦茶、緑茶よりも好んで飲む。
美味しいウーロン茶も飲んでみたい。

車内で「旅のラゴス」という小説を読んだ。

これはおもしろかった。
今回3冊本を持って行ったが、
結局読み終わったのはこの1冊だけであった。
だいたい旅の読書はそんなもんである。

10時前、姫路に到着し、父と合流する。
この後、たつの市というところに在来線に
乗って向かう。

目的はそうめんである。
「そうめんやっぱり揖保乃糸♪」で
おなじみの揖保乃糸は、たつの市で
作られており、名物となっている。

ここでは最高級の揖保乃糸、その名も
「三神」を食べさせるお店があり、
僕たちはそれを食わんとせんがため、
墓参り前に寄り道している。

駅から30分弱、真夏の日差しを浴びて
ひぃひぃ言いながら歩き、店に着いた。
有名なお店らしく、すでに数人の待ち客がいた。

案内し、メニューを一瞥。
三神が食べられるセット、そして瓶ビール。
なんとなく、旅には瓶ビールが合う。
ちみちみと飲む。


結論から言うと、最高級の三神は
うん…言われれば…うん…
というなんとも言えない感想を
二人して出すのみであった。

その後、ふたたび姫路に戻り、
バスに1時間ほど乗車し、叔父の家に向かった。

父親と二人で旅行を行うなんて、
何年ぶりだろう。
大学4年生かそこらの時、奈良に行ったのが
最後だろう。
仕事をリタイアした父は二月に1回くらい
京都に行っている。リタイアする前も
結構な頻度で行っていたが、なおのこと
行っているようである。京都は何か中高年を
駆り立てるものがあるのだろうか。

僕もある程度の年齢になれば京都に
行きたくなるのだろうか。今でも確かに
行きたい気持ちはちょっとあるが。


叔父の家には既に叔父2人が待機していた。
父親は三兄弟であり、末っ子である。
この三兄弟は仲が良く、顔も似ている。
自分の父親と同じ様な顔が更に
二つ並んでいる。面白い。

墓参りもさくっと終わり、夜の席に。
瓶ビールをアホほど飲みながら、
・病気の話
・リタイア後の過ごし方
・叔父さんの自炊
・孫
この辺りを話した。リアルである。

いつか僕も兄とそんな話をするのか?
うーん、可能性は低そうだ。

酔っ払った頭で眠りに着き、
翌日は城崎温泉に向かうのであった。

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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