課題

今回の夏休みはさまざまなイベントが
中止されてしまった。

麻雀はk.suzukiがcovid-19に罹患し
中止となってしまった。
お大事にしてほしい。

富士登山は悪天候により、中止と
なってしまった。
数年前は悪天候により山頂が
クローズしていて、9.5合目あたりで
下山を余儀なくされてた。
どうも、富士山にはつくづく縁がない。

しかし、それらを凌駕するほどの
一大イベントが僕には待っていた。

それは、恋人の家族との食事会である。
こういった経験が今までないため、
非常に困惑している。
こういった経験が豊富な人…
megか…?reiか…?
どちらでもよい。対応策を知ってたら
教えてほしい。僕は困っている。
今回の食事会における向こうの体制は
父・母・姉1・姉1旦那・姉1甥
姉2・姉2甥・恋人

多い。


対するは



圧倒的な兵力差である。8:1。


どのような心構えで向かえば
いいのだろうか。とりあえず、
服装は紺のポロシャツにグレーの
スラックスという無難オブ無難な
真面目系コーディネートにする。

それ以外のことが思い浮かばない。

まずはあいさつである。
全てのコミュニケーションの基本は
あいさつから始まる。
これが何より肝要である。

「はじめまして、娘さんとお付き合い
 させていただいております、◯◯です」

この入り方だろうか…?
少し硬いか…?
そもそもお付き合いさせていただいて
おりますという一言はいるだろうか?
いるよな?いる?どう?どうなの?

あと向こうの父親がめちゃめちゃ
険しいタイプだった場合どうしたら
いいのだろうか?
とにかく酒を注げばいいのか?
そのためには隣に座る必要があるか?
いきなり初対面で僕が向こうの
父親の隣に座ってたらみんな度肝を
抜かれるのではないだろうか?

馴れ馴れしいを通り越して、怖い。
あまりにあからさまな距離の
詰め方は人に恐怖を与えるだろう。
少なくとも、向こうが席は指定
してくれるだろうか、それな任せよう。

さて、問題は会話である。
その場の会話を円滑に進めるには
どうしたらよいのだろう…

天気、天気か?
取引先の偉い人と話す時なども
「いやぁ、暑いですね」
から入る。暑くないと答える人が
今の日本にいるわけないのだから、
ここで共感を生むことができる。
そして向こうの反応具合で
会話のテンションを測る。

「いや、ぜんぜん暑くない」
などと答える人とは、申し訳ないが
コミュニケーションをとれるとは
思わない。35℃を超える日本列島を
暑く感じないのは赤道直下の人間か
人間ではないかの2択だろう。
どちらにしてもコミュニケーションを
上手くとれる気はしない。

ただこういった会話は、一対一のやりとり
だから成立する部分が多々ある。

しかし、今回は8人。
年齢層も1歳未満〜80代までと、
非常にレンジが広い。広すぎる。

だいたい8人を相手に僕が何かを
できるだろうか? 
いやできない。
明石家さんまじゃないんだから。
どだい僕が何かをやろうと気負う
ことが間違いなのである。

借りてきた猫よろしく大人しく
ニコニコしながら受け答えしている
様子が頭に浮かぶ。
初手は様子見…いきなりエンジンを
全開にして飛ばしていくのは
得策とは思えない。

だが、想定問答くらいはシミュレーション
しておくべきだろう。

職業、学業、家族構成、運動経験、
趣味、身長…これらのトピックには
スムーズかつ好印象を与える様に
答えられると良い。

麻雀とバイトばっかしてて、適当に
就活して拾われた出版社でこれまた
適当に働き、九州に転勤になった
タイミングで即ペアーズを始めたところ、
知り合って付き合ってます。
趣味は水タバコと酒で、最近はロクに
運動もしていないので腰が重くて…

なんて答え方は絶対してはいけない。
親でなくとも、こんな男に娘を
任せてはならないと思うだろう。

嘘にならない程度にちょい盛りを
しつつ爽やかさを香らせる回答を
考えておかねばなるまい。

まぁ、なんのかんの言っても
なるべくリラックスして自然体で
いくのが1番なんだろうな…と思う。

あと、酒に酔っ払うことだけは
避けなければならない、
それだけは強く心に刻んで
ポロシャツとスラックスに
アイロンをかけるのであった。

ps.こういう時に焼き魚とかを出されると
  食べ方を測られてるようで、無理して
  小骨も綺麗に食べます。
  そのあとめちゃくちゃ後悔します。

 
写真はこの前食ったカレーてす
 

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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