ウェルビーウェルビーウェルビー 名古屋旅行記②

栄のウェルビーへとたどり着く。

なんだかラブホテルの様な外観である…


一通り入ってみる。

水風呂は2つあり、ひとつはぬるめの優しい
水風呂。もう一つはなかなかに冷たく、
これはおそらく15°を切っているのでは
ないか…?

そして25時のアウフグース。
熱波師の腕なのだろうか、今池のそれより
遥かに熱い。灼熱の空気がぶわっと身体に
ぶつけられる。ひぃ〜。
おかわりを2回ももらう。ひぃ〜ひぃ〜。

その後に冷たい水風呂に入る…


そしてそして特筆すべき点は、
栄のウェルビーはフィンランドを強く
イメージしたであろう作りということだ。

休憩スペース、湖のほとりではヴィヒタが
壁面に吊るされている。スピーカーから小鳥の
さえずりが聞こえる。

アウフグース→水風呂から上がって
身体を拭いて木製のチェアベッドに身体を
横たえれば、そこはフィンランド…

栄という名古屋の繁華街が突如
フィンランドへと変貌を遂げるのだ。


至福のサウナタイムが終わり、
カプセルに潜り込む。


一瞬、それは ふぅ と一息ついただけの瞬間。
それだけの瞬間で僕の意識は眠りに落ちた。


7時を少し過ぎた頃、起床しモーニングを食べる。



ウェルビーの朝食はこれでもか!というほどの
純然たる日本の宿泊業的朝食であった。

美味しく食べ終わる。


チェックアウトは12時。
まだまだ時間がある。
二度寝をして適当なところで起きて
朝サウナをかまそう…


そう思ってふたたびカプセルに潜り込み
二度寝の喜びにくふくふと笑いながら
眠った。これもまた一瞬であった。


起きたのは10時過ぎであった。
眠り過ぎた。
こんなに眠るつもりはなかった。

だいたい僕は外出先でなかなか睡眠を取らない、
取っても短いことで名を馳せているのだ。

そんな僕が眠り過ぎた……。

これもウェルビーの魔力だろうか。

僕は少し思案した。

そして、

あくせく入ることはないのだ、

という当たり前の事に気付いた。



サウナを求めて旅行に来て、本当に求めて
いたのは心の平穏であったことを、
小さなカプセルのなかで僕は気づいた。



心が整った…



僕はゆっくりと準備をして、ウェルビーを出た。



適当な喫茶店に入る。
既にモーニングの時間は終わってしまって
いたが、飲み物にはデフォルトでトーストが
ついてくるようだった。




本を読みながら適当に食べる。
アメリカンの少しチープな苦味が今は心地よい。


店を出て、シーシャ屋へ。

路地裏にあるシーシャ屋では、
紫髪で鼻ピアスをして両膝が抜けた
ダメージジーンズを履いた店員が接客を
してくれた。

この人はシドヴィシャスの彼女にでも
なりたいのだろうか??

しかし見た目に反してフレンドリーかつ
シーシャも丁寧であった。

彼女のダメージジーンズを見るたびに
僕も転んで両膝が抜けたリーバイスを思い出す。
帰ったら洗濯をしてひさびさに履こう。

そんなことを思った。


ps.名古屋の女の子可愛い子いない説は
 さすがに極論だと思いますが、
 可愛い子が多いのかと言われれば(以下省略
 

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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