イタリア料理の迷宮

いつも通りジモティーで「赤羽 無料」と検索し
インターネット乞食をしていた今日の午前、
急に脳内に

「サルシッチャ」

という単語が浮かんできた。
サルシッチャ…どこで聞いた言葉だろう…

安直に検索して答えを求めるだけでは
頭脳の発達に繋がるはずもない。
それではインターネットのできる猿に過ぎない。

(サルシッチャが引っかかって猿って
出てきたわけじゃないよ?ほんとだよ?)


さて考えてみよう。
おそらく食べ物だろう、それは確実。

サルシッチャ…
サル・シッチャ…?

いろんなシッチャがあるのか?
ラグー・シッチャ、ボンゴレ・シッチャ?
聞いたこともない。
てことはサルシッチャで一まとまりか。

恐らくイタリアだろう。
バルかなんかでワインと一緒に
メニューに載ってるのを
見たことあるようなないような気がする…
(メニューは色鉛筆かなんかで
  書かれたかわいいけど
 ちょっとしゃらくさいやつ 手書き風のイラスト有)

「チャ」って言葉に付く漢字が実に
イタリアっぽさを醸し出している気
 がするではないか。

カチャトーレとかもそうだし。

カチャトーレ…

カチャトーレ…?
カチャトーレってなんだっけ…?

なんと新たな謎が発生した。
サルシッチャがなんなのかを推理していたら
第2の謎、「カチャトーレ」が誕生したではないか。

最初の敵も倒してないのに、いきなりそれより
レベルの高い敵を呼ばれたしまったようだ。
「仲間を呼ぶ敵は弱い敵」という鉄の掟は
あっさりと破られているようだ。

カチャトーレ…
なんかマンマ(赤毛の太ったおばさん、腰が悪い)が
作っているイメージである。

なんとなくこれは赤かった気がする、
トマトを使っていたような…?

なんか炒めていたような煮ていたような
そんな感じじゃなかったかな…?

あと玉ねぎとニンニクとオリーブオイルは
絶対に使っていたはず。イタリア料理は
玉ねぎニンニクオリーブオイルを必ず使う、
これは日本における醤油酒みりんだろう。

だがそれだけではないはずだ…
それだけだとガスパチョになる…

スープではなかった、それは確かだ。

むむ…これ以上はわからない…

カチャトーレ…アマトリチャーナ…サルシッチャ…

んん???

アマトリチャーナ…???

アマトリチャーナってなんだっけ…???

いや待て、落ち着いて考えろ。
アマトリチャーナは最近も見た。

そう、あれは赤羽のパスタ屋ラーラだ。

パスタ。そうだパスタだ。
赤いパスタ。トマトだ。やっぱりイタリアはトマト。
うん、アマトリチャーナはトマトのパスタだ。

うん、アマトリチャーナは雑魚敵。
よく出てくるやつだ。問題なし。

アマトリチャーナ…

それってアラビアータと何が違うんだ…??
どっちかは辛いんだっけ…?

あとアラビア関係なさそうなのになんで
アラビアータなんだ…?んん…?

カチャトーレとペスカトーレは仲間…?
ペスカトーレのぺスカって何…?
ぺスカ…?

やばい…
イタリア料理名が僕の脳を飲み込んでくる…

苦しい…苦しめば苦しむほど…
どんどん料理名が頭に浮かぶ…

サルシッチャ…カチャトーレ…アマトリチャーナ…
アラビアータ…ペスカトーレ…カルボナーラ…
ジェノベーゼ…ボロネーゼ…ミラノ風ドリア…
マルゲリータ…アーリオ・オーリオ…
ガスパチョ…

チャ…アータ…チャーナ…トーレ…ナーラ…
ベーゼ…ネーゼ…ドリア…リータ…リオリオ…
パチョ…

トーレ…トーレ…

トーレトーレ…ピーチピーチ…カニリョウリー……





かに道楽に行きたいです。


PS.無気力新人コンビニバイト
     (ピアスバチバチ黒髪ボブ細め)が
  何回目かでこっちが番号言う前に煙草を
    渡してくれて「これですね?」って言って
  ほんのちょっと笑顔とか見せてくれて
  その後もほんとたまに会話できたりして徐々に
  距離が詰まったかもなんてコンビニ外の喫煙所で
  買ったばかりの煙草吸いながら考えていたら
  その子が私服(ヒステリックグラマーのシャツ、
     黒スキニー、ドクターマーチン)
  で出てきて煙草(セブンスター)を咥えながら
  「今終わったとこなんですよ」て言って(以下略




これはサルシッチャです

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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