海外に行かなければならない。
特に理由はないが、なんとなく行っておいた方が
いいような気がする。
いくつかの理由がある気がするが、
1番は空しさを味わうためだろう。
異国で綺麗な景色や流れる人混みを見ながら
ビールを飲んだりタバコを吸ったりする、
その贅沢な空しさを僕は求めている。
さてどこへ行こう。
中国か韓国か台湾がいい。
台湾は暖かそうだ。
あとご飯も安そうだ。しかも親日国だ。
よし、台湾に行こう。
僕は有り余る労働時間を犠牲にして
飛行機の手配、宿の手配、
wi-fiの手配を済ませた。
あとはグーグルマップのめぼしいところに
星マークを付けておいて、適当に動けばいい。
そんな適当な塩梅で準備を終えた。
そして到着した。
まずは荷物をゲストハウスに預ける。
さて、お腹が空いた。
胡椒餅なるものを食べる。
パリパリの肉まんといった感じだ。
なかなかスパイシーで美味しい。
そして、ルーローハン。
なんだろう、この男友達が作ったご飯感。
旨けりゃいいだろ、と言わんばかりの
質実剛健なルックス。そしてなにより安さ!
これでわずか40元である。(140円くらい)
その後、シーシャを挟んで夜市へ行く。
この夜市、狭い上にとにかく人が多い。
僕は早々に脱出した。
宿へ帰る途中、いい路地にたくさん出会う。
壁がアーティスティックな路地。
室外機と配管、暖色の照明が非常に
いい味をだしている。
生活の香り、洗濯物。
ボロボロのトタン。照らされる水洗い場。
なんだか知らんがとてもいい感じだ。
台湾とは八角と路地の街なんだな…
と思いながら歩きつつ、公園でタバコを吸ったり
缶ビールを飲んだりして宿へ帰った。
空しさと刺激を両方味えた。
あっさりと1日が終わった。
明日はどうしようか、
なんて考えながら眠りにあっさり落ちた。
PS.台湾の女性もなかなか美人です。
なんだかちょっとだけダサい感じが、
メガネが似合ってるような似合ってないような
なんとも言えない感じが、良いんです…
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