①【友とコーヒーと嘘と胃袋】
入りのベースがものすごくエロい。
シンプルであっさりとしたサウンドも魅力だが、
やはり着目してほしいのは歌詞だろう。
「信じることのできそうなくらいのかわいい嘘は
信じてみることにしたんだから」
個人的にはこのフレーズが非常にツボ。
気の抜けた前向き加減が心地よい。
途中の早口は桜井が酔っぱらった時に
レコーディングしたものらしい。
甘くも辛くもないミスチルの曲は
地味な名曲が多いと思う。
②【渇いたKiss】
甘く重たく自意識的な男の歌。
さわやかなメロディと陰湿さのある歌詞の
アンバランスさが魅力。
エゴ、醜さ、感傷が生々しくけだるく
マニュファクチャリングされている。
やるせない朝なんかに結構オススメ。
③【UFO】
不倫経験者ならではの曲。
桜井の業は深い。
ギター・ドラム・ベースどれもがバラバラな
感じがあるんだけど曲として聞くと
なんとなくまとまっている気もする不思議な歌。
これもやるせない夕方くらいに聞いてほしい。
④【靴ひも】
非常にまっすぐな歌。
甘い。
カスタードチルドレン:通称カスチルと
揶揄されていた時代の歌。
あんまりに直球でそれが非常によい。
最後のサビへの盛り上がりが最高。
⑤【ストレンジカメレオン】
ピロウズの曲をカバーした際のもの。
疾走感の溢れるアレンジになっている。
ポップとロックの中間点をズバっと
突いたような曲。
ふり絞るように歌う桜井も若さが
迸っており恰好いい。
スタンダードな恰好よさをミスチルが
出しているのは意外とレア。
最近のミスチルはあまり聞かなくなって
しまったが、やはり魅力的なアーティストである。
PS:辛めの曲を歌っていた時代のミスチルを
マスタードチルドレン:通称マスチルといいます。
下が代表曲【マシンガンをぶっ放せ】
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