鼻水スプラッシュマウンテン

 鼻水がとまらない。

 時は7月3日。

ここ1週間30度を超える毎日で 非常に暑い。

のだがなぜか今日鼻水が止まらない。


 原因はなんだろう。  


まぁ順当に考えてエアコンだろう。

 僕の部屋は夏になるとアフリカのごとき 

暑さになる。(冬は南極のように寒くなる) 

それを除けばとても快適な部屋である。 


僕の寝室はリビングと隣接しているが、

 エアコンの設置場所の関係で絶妙に冷気が 入りずらい。

そのため寝苦しい夜が早くも 展開されている。


 26度で切タイマー2時間というのが

最近の 設定であったが、寝汗を2リットルくらい

出しながら 目を覚ましてしまった。


 僕は暑さによって起こされたことに

怒りを 感じながらエアコンのリモコンを手にとって、

 勢いそのまま24度に変更した。 


 それがいけなかったのだろう。 


米の炊ける音で起きて、背伸びをすると、

 鼻水が出てきた。 

日本代表はベルギーに負けてた。

 鼻水がどんどん流れてくる。

 仕事にならない。

ポケットティッシュでなんとかなるレベルを

 とうに超えて、ハンカチをびっしょびしょに させる勢いである。

 

憎い。

空調が。

夏の暑さが。

 なんとかせねばなるまい。


 僕が一人暮らしを初めてから、

僕の母親は僕に甘くなった。

 バーモントカレー中辛から、

星の王子様カレーくらいに 甘くなった。


 僕もその甘さにドップドプに付け込んで、

 たびたび美味しい思いをしている。  


今回はサーキュレーターをねだっている。

 扇風機とサーキュレーターの違いがわからないと

 のたまう母親に家電まとめサイトのURLを貼り付け、 

これを読めと言いつける様はドラ息子そのものである。


 一人暮らしで自立心が育つというのは迷信であった。


 家事の大変さを学ぶというよりは 

こんな簡単なことでビービー言うやつの

気がしれないと 増長し、自由を謳歌する。 

しかし、それと同時に一人身の寂しさから

 鬱屈した寂しさが膨らんでいく。 


そんな状態から抜け出すためにも、

愛が必要なのだ。

 サーキュレーターという母親の愛が。

 母よ、愛という名の涼風をください。   


今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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