M-1のネタをYoutubeで全てみた。
そして思ったことは
前年優勝のミルクボーイは
とてつもなくおもしろかったな、
ということである。
最近はミルクボーイのネタを見るに
飽き足らず、文章だけ読むことすらある。
これがなんとそれだけで
笑えて来るのである。
更に思うことは
これどんなテーマでもいけるんじゃないか…
ということである。
非常に恥ずかしい行為だが、
僕はこのネタを僕の好きなテーマに変えてみた。
それが後に投稿する①~③である。
なにはともあれ、まずは
元ネタを読んで欲しい。
「どうもーどうも ミルクボーイですー」
「お願いしますー ありがとうございますー」
「あーありがとうございますー
ねっ 今ベルマークをいただきましたけどもね」
「ありがとうございますー」
「こんなん なんぼあっても良いですからね」
「一番良いですからね」
「ねー有り難いですよ ほんとにね」
「入れておきましょう」
「ゆーとりますけどもね」
「いきなりですけどね
うちのオカンがね
好きな朝ごはんがあるらしいんやけど」
「あっ そーなんや」
「その名前をちょっと忘れたらしくてね」
「朝ごはんの名前忘れてもうて
どうなってんねそれ」
「でまあ色々聞くんやけどな
全然分からへんねんな」
「分からへんの? いや ほな俺がね
おかんの好きな朝ごはん
ちょっと一緒に考えてあげるから
どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
「あのー甘くてカリカリしてて
で 牛乳とかかけて食べる
やつやって言うねんな」
「おー コーンフレークやないかい
その特徴はもう完全にコーンフレークやがな」
「コーンフレークなぁ」
「すぐ分かったやん こんなんもー」
「でもこれちょっと分からへんのやな」
「何が分からへんのよー」
「いや俺もコーンフレークと思うてんけどな」
「いやそうやろ?」
「オカンが言うには
死ぬ前の最後のご飯も
それで良いって言うねんな」
「あー ほなコーンフレークと違うかぁ
人生の最後がコーンフレークで
ええ訳ないもんね」
「そやねん」
「コーンフレークはね
まだ寿命に余裕があるから
食べてられんのよあれ」
「そやねんな」
「な? コーンフレーク側もね
最後のご飯に任命されたら荷が重いよあれ」
「そやねんそやねん」
「コーンフレークってそういうもんやから
ほなコーンフレークちゃうがなこれ」
「そやねん」
「あれほなもう一度詳しく教えてくれる?」
「なんであんなに栄養バランスの
五角形デカイんか分からんらしいねん」
「コーンフレークやないかい
パッケージにかいてる五角形むちゃくちゃ
デカイんやからあれ でも俺はね
あれは自分の得意な項目だけで
勝負してるからやと睨んでんのよ
俺の目は騙されへんよ
俺騙したら大したもんや」
「まあねー」
「ほんであれよー見たらね
牛乳の栄養素を含んだ上で
の五角形になっとんねん
俺は何でもお見通しやねんから
コーンフレークやそんなもんは」
「分からへんねんでも」
「何が分からへんのこれで」
「俺もコーンフレークと思うてんけどな」
「そうやろ」
「オカンが言うには
晩ご飯で出てきても全然良いって言うねんな」
「ほなコーンフレークちゃうやないかい
晩飯でコーンフレーク出てきたら
ちゃぶ台ひっくり返すもんね
コーンフレークはねー
まだ朝の寝ぼけてる時やから
食べてられんのやで」
「そやねんそやねん」
「な? それ食べてるうちにだんだん
目が覚めてくるから
最後ちょっとだけ残してまうねんあれ」
「そやねんそやねん」
「そういうカラクリやからあれ」
「そやねんな」
「コーンフレークちゃうがな
ほな もうちょっとなんか言ってなかった?」
「子どもの頃 何故かみんな憧れたらしいねん」
「コーンフレークやないかい
コーンフレークとミロとフルーチェは
憧れたんやから あとトランシーバーも
憧れましたよ コーンフレークよそんなもん」
「分からへねんだから」
「なんで分からへんのこれで」
「俺もコーンフレークと思うてんけどな」
「そうやろ」
「オカンが言うには
お坊さんが修行のときも食べてるっていうねん」
「ほなコーンフレークちゃうやないかい
精進料理にカタカナのメニュー
なんか出ぇへんのよ」
「せやねん」
「コーンフレークはね
朝から楽して腹を満たしたいという
煩悩の塊やねん」
「せやねんせやねん」
「あれみんな煩悩に牛乳かけとんねんあれ」
「せやねんせやねん」
「コーンフレークちゃうがなほな
ほなもうちょっとなんかゆうてなかったか?」
「パフェとかの カサ増しに使われてるらしいで」
「コーンフレークやないかい
あれ法律スレスレぐらい入っとんやから
な? 店側がもう一段増やそうもんなら
俺は動くよほんま コーンフレークや絶対」
「分からへねんでも」
「なんで分からへんのこれで」
「俺もコーンフレークと思うてんけどな」
「そうやて」
「オカンが言うには
ジャンルでいうたら中華やっていうねん」
「ほなコーンフレークちゃうやないかい
ジャンル全く分からんけど
中華だけではないねんあれ
な? あの回るテーブルの上に
コーンフレーク置いたら
回した時全部飛び散るがな」
「そやねんそやねん」
「ほなコーンフレークちゃうやないかい
ほなもうちょっとなんかゆうてなかった?」
「食べてる時に
誰に感謝してええか分からんらしいねん」
「コーンフレークやないかい
コーンフレークは生産者さんの
顔が浮かばへんのよ
ね? 浮かんでくるのは腕組んでる
虎の顔だけやねん」
「そやねんそやねん」
「赤いスカーフの虎の顔だけ
コーンフレークに決まりそんなん」
「でも分かれへんねん」
「分からへんことない
おかんの好きな朝ごはんはコーンフレークもぉ」
「でもオカンが言うには
コーンフレークではないって言うねん」
「ほなコーンフレークちゃうやないかい
オカンがコーンフレークではないと
言うんやからコーンフレークちゃうがな」
「そやねん」
「先ゆえよ
俺が虎のマネしてる時どう思っててんお前」
「申し訳ないよだから」
「ホンマに分からへんがなこれ
どうなってんねんもう」
「んでオトンが言うにはな」
「オトン?」
「鯖の塩焼きちゃうか?って言うねん」
「いや絶対ちゃうやろ もうええわー」
「ありがとうございましたー」
0コメント