新宿線23時過ぎ本数少なすぎ

●丼飯における卵黄文化について

丼飯(ドンブリメシ)が好きである。

男子たるもの、丼飯には一家言持っている。
いや、もたねばなるまい。

それだけ、丼飯とはパワーのある飯なのだ。

ここで僕は提唱したい。


"なんでもかんでも卵黄を乗っけるのはやめろ"

これです。この主張。
みなさんお分かりになりますでしょうか。

昨今の丼飯には大概 "卵黄" が
これみよがしにのっかっているのです。

魚介類にも、肉類にも、はたまたエスニックにも
"卵黄"が合わせやすいことは認めましょう。
非常に懐の広い食材です。認めます。

ですが、なぜ、
なんでもかんでも乗っけてしまうのだ!!

漁師風漬け丼・ローストビーフ丼・焼き鳥丼

僕が ここ最近卵黄が乗っかっているために
食べることを諦めたランチの数々です。

卵黄は一瞬で卵黄味にしてしまうのです!
魚も、肉も、野菜もなんもかんも!

こんなもん地方に立つイオンと一緒ですよ!

情緒ある商店街は
一瞬で
空虚なるシャッター街へ…

卵黄はイオンのメタファーであり
丼飯とは広義の意味で
高度資本主義社会の縮図である。

だいたい卵白はどこにいったんだ?

卵黄はかつて卵白と一緒だったはずだ。
大量の卵黄を目にするが、
大量の卵白を目にすることはない。

およそメレンゲなど立てようもない
店ばかりが卵黄を使っている。

じゃあ、卵白はどこに…?

僕は今日も卵黄を見るたびに思う。

別れた卵白はいったいどこで
何をやっているんだろう…


冷たさを含んだ秋の風は
そんな僕の頬を撫でていった…



PS.温玉も許せないです。



今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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