鹿とガールと雨上がりのビール

あまりに連休を待ち遠しすぎて、
3時間しか前日に寝れなかった。

そのため仕事が終わってるんるんとは
ならず、家に帰ってさっと寝てしまった。

23時ごろ起床する。

これは…もう寝れない…
ならば…


やはり走り出すのだ。
僕は自転車に跨がりペダルを踏みしめた。

原宿に行こう。

日付は12時を回っている。


王子、巣鴨、池袋、新宿、さらーっと
流れていく。眠らない街もこの状況下では
活気がなく、人影も少なかった。

あっさりと着いた。


原宿のキャットストリート付近では
撮影が行われていた。

ボーダーシャツとオーバーオールを着た女の子が
音楽の流れる中、すたすたと歩いていた。

深夜のキャットストリートで踊るように
歩く少女は素敵であった。


そしてふらふらと歩く。
高校生の時はよく原宿に行っていた。
古着屋を巡ることが流行っていたのだ。

眠るキャットストリートでは撮影班と
猫しかいなかった。
照明だけが通りを照らしている。


ラルフローレンがオシャレである。
レンガ造りの壁面に蔦が絡んでなんだか
ヨーロッパのような雰囲気である。




もっとヨーロッパぽい建物もあった。
なんだかジュリエットが出てきて
ロミオとの逢瀬をしそうな建物だ。



照らされるスニーカー達。



ジャーナルスタンダードではガールに
見つめられる。
そういえばこのTシャツを着ている人を
チラホラと見るなぁ。


高校時代とかによく行っていた隠田通り。
いつのまにかオシャレな旗ができていた。



隠田通りも眠っている。


唐突に現れる鹿。
タピオカ店であるらしい。
猫だけでなく鹿も原宿にはいる。


なんだか退廃した様子のDr.martens。
壁に無数のポスターが貼られている。

裏表参道…

無数の鉄パイプの傘が揺れるアパートメント。


かわいいレモネード看板。
タピオカの次はレモネードだろうか。
発音記号が下に書いてあるのがオシャレである。


オシャレな老人が壁に。

そのままテクテクと歩いて、
明治通りに出る。



ルイヴィトンのマネキンは青空。

なんだか小学生男子が着ていそうなDior。

竹下通りもティーンではなくゴミ収集車と
トラックが行き交うだけである。
適当なふらふらして帰ることにする。


帰りには小雨が降っていた。

濡れながら帰った後シャワーを浴びる。

シャワーから上がるともう朝陽が部屋に
差し込んでいてワイン瓶に活けた
ひまわりのオレンジ色を照らしていた。

朝のビールは水のように流れる。

こうして、夏休みが始まった。




ps.のどのほくろから毛が生えるので、
 定期的に抜いているのですが、
 この前その毛が白くなっていました。

 複雑です。



今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

0コメント

  • 1000 / 1000