インドカレー食べたら爪黄色くなっちゃった

スーサイド・インタレスティング

「自殺」という事象に興味がある。
以下、自殺を調べて分かったことを記す。
※あまり気分がいいものではないです。

1.月曜日が最も自殺者が多い

これはわかりやすい。
仕事に行きたくない人が自殺するのだ。
日本人は鬱病が原因で自殺する人が一番多い。
その中でも仕事が鬱病の原因となる
最もケースが多いのだろう。

ちなみに2020年4月の自殺者は過去最大の
減少幅を記録したようである。
コロナウイルスによる自宅勤務や
休暇は限界だった日本人の社畜の心を
助けたと言えるかもしれない。

2.5~6時台が最も自殺者が多い

出社前の時間である。
仕事が嫌だ、この一歩を踏み出せば
仕事に行かなくてもすむ。
そうした思いが飛び込み自殺に
駆り立てるのだろうか。
駅に人がまだ多くない時間であり、
自殺の成功率も高いのだと考えられる。

また、最後に朝陽を見てから飛び降り
自殺を行う人もいるかもしれない。
 人生の最期に朝陽を見たいという気持ちは
なんだか動物としての根源的な欲求のようで
すごく納得できる。

3.自殺で一番多いのは縊死(首吊り)

最も手軽で致死率が高いということで
首吊りを選択する人が多い。
タオル・ネクタイ・ロープなど
首をくくるものも手軽に入手ができる。
ドアノブくらいの高さがあれば
行うことができる。
また、酸欠時に脳内麻薬が出るという
噂もあり、意識を失うのも早く苦しさが
長引かない点も縊死を選びやすいのだろう。

4.自殺は男性の方が多い

日本の自殺者の割合は約7割が男性となっている。
男性の方が女性よりも自殺率が高いのは
日本だけでなく、全世界で共通である。

男女共に健康上の理由(鬱など)での
自殺が自殺の原因として一番多い。
男性は経済上の理由が二番目に多い。

20-50代の自殺者の中では働いている人
が働いていない人より自殺者が多い。

更に驚いたのが自殺者は
一人で生活している者よりも
同居人・配偶者がいる者の方が多いのだ。

まとめると
「働いていて家族がある男性」
の自殺率がとても高いということだ。

家族を支えなければならない、
男は稼がなければならない、
苦しさを口にしてはならない、
そうした旧態然とした「男らしさ」が
男性を自殺に追い込んでいるのだろうか。


5.自殺率が最も高い県は秋田県

これは1995-2013までは47都道府県中
最も自殺率の高い県であった。
その後2位になったりまた1位になったり
している。(2019年は2位)
しかしまぁここ近年で最も自殺に近い県
といってしまって差し支えないだろう。

理由はいろいろとある。

飲酒率の高さに起因する健康状態の悪化
県内経済の縮小による所得の減少
村社会と「男らしさ」の根付いた風土
日照量の少ない気性状況

これら様々な要因が自殺を引き起こすのでは
ないかと言われている。

しかし、自殺する町には
【自殺に駆り立てる何か】があると思う。

僕は苫小牧に立ち寄った時に
港町は自殺する人が多いという話を聞いた。
何の裏付けもない話だったが、
なんとなくその意味はわかった。

重く立ち込める雲の下で
無数の船とトラックだけが
声を上げる様はとても物悲しく
その切なさは針のように心に刺さったからだ。

秋田にもまた何かそういった
ものがあるのかもしれない。

6.自殺者は年々減少している

自殺をしている人間は年々減少している。
これは喜ばしいことである。

政治がどうとか、日本は滅亡に向かっている
とかなんやかや言われるけど、
自殺者が減っているということは
確実に明るい方向に進んでいるということだ。

科学の進歩が、時代の変化が人の自死を
止められるならそれは本当に
人間の大きな一歩だろう。


PS.夏が始まってほしいわけではないけど、
  梅雨が終わってほしい、この感覚
  わかりますでしょうか。


今日の一曲 tempalay「そなちね」



今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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