あの子ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう


岡村靖幸が作った歌である。

みなさんは岡村靖幸をご存知だろうか。

DAOKOとコラボしたりしてるので、
最近の人も知っているかもしれない。

80年代中盤に登場したこいつは、

童貞臭
ガールズコミックの微妙なエロ
バブル感

この3つをミキサーでぐっちゃぐちゃに
混ぜたような歌を量産し、狙い通り
童貞、ジャリガール、バブル期の末裔に
支えられプチヒットを飛ばした。

「だいすき」
「どぉなっちゃってんだよ」
「カルアミルク」
「チャームポイント」

このあたりがヒット曲だが、
曲名だけでなんとなくこいつの薄ら寒さ、
背筋に走る気持ち悪さが分かると思う。

さてここで題名に戻って
「あの子ぼくがロングシュート
 決めたらどんな顔するだろう」
である。

バスケ部の少年を描いた歌なので、
僕も若干の共感を覚えるのだが、
僕がロングシュートを
決められるようになったのは
既に引退をした後。


ジムのバスケチームに参加していた時と、
職場のバスケチームに参加する時しか
バスケをしていない。

しかもおっさんしかいない。

なので僕の場合は

「おっさん僕がロングシュート
 決めたらどんな顔するだろう」
である。

ちなみに決めた時は真顔だった。

なんでだよ。
せめて笑ってくれ。

ロングシュート決めてもまわりはおっさん。
おっさんの笑顔見たくてロングシュートを
決めるわけではない。

そもそも僕はロングシュートよりも
ダンクシュートを決めたい。

人生で死ぬまでにしたい10のことの
1つに入っている。

そんな思いで先日
四ッ谷の公園で練習したら、
指を思いっきり切って、血まみれになった。

バスケゴールにはしゃぎ、
ぴょんぴょん飛んでたと思ったら
右手を血まみれにしてた僕を
友人はどう思っただろう。

怖いだろう。単純に。
なんか僕ヘラヘラしてたし。

それでも僕はダンクシュートを諦めない。

「おっさん僕がダンクシュートを
 決めたらどんな顔するだろう」

ps.筋肉痛に腹立つ気持ちと、まだすぐに
     来るから若いという妙な安心が
    同居して複雑です。


今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

0コメント

  • 1000 / 1000