新幹線に乗って

出張のため広島に向かう。

車内で読むために昨日
ドフトエフスキーの罪と罰を買っておいた。

骨太で重厚感のある話が
長い移動時間にはぴったりだ。

ところが今朝よく見て見ると、
購入したのは両方とも下巻だった。



なにこれ。




何の意味もない。

せめて両方とも上巻だったら
まだ読むことは出来たのに…

悔しさと虚しさが心を包んだ。

仕方ないので別の本を持っていく。


新幹線に乗るといつも切なくなる。
なぜだろう。

車窓から見える風景。

海。田畑。街。川。工場。公園。

さまざまなあれこれが
一瞬で流れていく。

ここに住んでいる人は
どんな生活を送っているのだろう…
なんて考える。

学校のグラウンドで練習する
野球少年がいたり、
土手で寝っ転がってるおじさんが
いたり、コンビニ前でタバコを
吸っているリーマンがいたりする。


そしてそういったことを
考えたり見たりするほどなぜか
僕は切なくなってくる。

なぜだろう。

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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