社会は萌えで腐ればいい

苺ましまろというアニメに
絶賛ハマっている。

女子小学生4人組+短大生1人が
織り成す日常を描いた物語だ。

一言で言うなら、
「かわいい」

このかわいいは女子が言う
「かわいぃい~↑↑」
「え?まって?かわいくなぃ?」
「わかるぅ~きゃわたん~」

などというかわいいではない。

なんだろう。
久しぶりに猫を見た時のような
かわいさである。

「おっ、かわいい」
「あー、かわいいね」

みたいなかわいさだ。

そしてこのかわいさのすごいところは、
ずっと見てられる。

平温なのだ。
この物語はずーっと淡々と進む。
過度な演出とか、急な展開とかは一切ない。
ただただ女子小学生を愛でるのみ。
こう書くとヤバイアニメに思えるが、
ヤバくない。ヤバかったとしてもいい。

永遠に見ていられる。

もはや、物語も特段必要ない。
もうキャラが寝転がって
10分に1回、

「んぁ~」とか
「うぅ~ん」とか
言ってくれればいい。
かわいいキャラが寝転がるだけ。
たまに声にもなってない声を
出すだけ。

萌のぬるま湯。

僕はそれに浸かりながら
焼酎を煽る。

体がふやけていく。萌えで。
脳が溶けていく。焼酎で。

至高の組み合わせ。

疲れている君。
なんとなく不安な君。
毎日が憂鬱な君。

見よう。
苺ましまろ。

飲もう。
安酒。

みんなでダメになれば怖くない。
ひとりひとりが集まってみんなとなり、
みんなが集まって社会となるのだ。
ひとりひとり、腐ろう。
みんなで腐ろう。

社会が腐る。

萌と酒で。

そして日本は美しく滅びる。

苺ましまろ、万歳。

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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