どこから浮気?なんていう問いに対しての一種の答え

【浮気】
②定まった相手を愛するだけでは足りず、
 他の人とも一時的に愛欲関係をもつこと

愛欲関係…
そこんとこを詳しく知りたいのだ。
さらにア行にばばっとページをめくる。

【愛欲】
特定の相手に対する強い性愛の欲望

強い性愛…
性愛って具体的にどう定義されているんだ。
続いてサ行をぱらぱらとめくる。

【性愛】
(男女間などの)性的な愛情

性的…
性的ってとこをもっと明確に!
数ページをさっさっとめくる。

あと、男女間「などの」と
しているところが良いと思った。

これは同性や無機物への性的な愛情も
性愛に含むということだろう。
おそらく、この細かい部分は時代と共に
改編していったはずである。
この変化こそが、辞書の素晴らしさの
一つだろう。

【性的】
性に関する様子だ

ついに根源的な部分に来た。
大詰めである。
おそらく、答えは近い。
はやる気持ちを抑えて数ページ戻る。

【性】
③成熟した男女が持つ、相手との肉体的な
 結合を欲求として抱く本能
④性行為。性交。セックス。

これはおそらく④の方が意に即している。

つまり、結論は
性交をしたら浮気
と新明解は定義している。

なるほど…。
これはもちろん新明解の見解である。
どこから浮気なんて問いかけに答えはない。
だが、これもやはり編集者達が

「どこから浮気になる…?」

「やはり性的な関係をもったところで
 浮気となるのではないか。」

「それでは関係をもたなければ
 全く浮気ではないとなるのか。」

「そこまでいくと定義のできない
 範囲に広がってしまうのではないか。」

「ならばどうする…?」

「いや、私はやはり行為が一つの大きな
 転換となるのではないかと考える。
 交際も互いの気持ちを確認し合うという
 行為があって為される状態だからだ。
 であるならば浮気も性交という行為を
 もってなされる状態だと思う。」

「なるほど…異議なし!」

「多少の疑義はあれど総論賛成である。」

「では浮気は愛欲関係、として広く
 解釈の余地を残すものとしてはどうか。」

「賛成!」

よってここに新明解における
浮気の記載内容が決まった…
なんてことになったのだと想像すると
なんだか面白い。

読めば読むほど、不可思議で面白い。

追記
【清楚】
〔女性の服装・姿などが〕飾りけが無く、
さっぱりしている中に、美しさが
感じられる様子だ。

なるほどなぁ。
考えてみれば清楚な男というのは
なんとなくイメージしづらい。

あと、外見・姿をメインとして言われる
言葉ということだから「清楚系ビッチ」は
矛盾した表現ではないということだ。

また一つ、勉強になった。

【ピッツァ】
⇨ピザ

どういう経緯でピッツァを載せることに
なったのか、是非聞かせてもらいたい。

そこにサンドウィッチマンの影響が
あったのかどうかも含めて。

ps.半分灰と化したパンです。
  ご査収ください。

 

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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