入居した時のことを思い出した。
前の住人はとんでもなく破天荒だったのか、
窓ガラスは割れており、水回りという水回りは
カビだらけになっていた。
僕は土足で内見に入った。
広いのか狭いのかよくわからないけど、
間取りがとにかく良かった。
ここにします、と告げた時
本当にいいんですか…?
と不動産屋から念を押された。
結果としてこの家は非常に良かった。
手頃な広さ、日当たり、間取り、不満はなかった。
冬の寒さと夏の暑さを除けば、の話だけど。
博多ではセルフサービスカフェという謎の
カフェで安い味のコーヒーを飲む。
なんだか、独房に入っている
優雅な囚人の気持ちにさせられた。
何はなくともとりあえず風呂に。
いかにも昔ながらな銭湯だった。
とりあえず一杯。
隣の人に博多風を吹かされまくる。
魚屋の田中という、明るい人だった。
自己紹介で韻を踏んでくるとは…
博多は西の街である。
後は美味しいジェラートを食べたり
自宅から20分くらいの展望台に行ったりした。
なんだか、とても遠くに来たような気もする。
ということ、来たのだ。
まぁなにはともあれ、気楽にやっていこう。
ps.下の階には先輩が住んでいるのですが、
挨拶に行った時にその奥さんが
エリエールのいい箱ティッシュ(3箱)を
くれました。
なんらかの含意を感じずには
いられませんでした。
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