予想も覚悟もしてたつもりだったが、
実際に目の当たりにすると、
なかなかどうして平常心を揺さぶられる。
いろんな "if" が一瞬で流れる。
向こうに行っている間に
友情とか親密だった相手は違う時間を
共有して、僕が戻ってくる頃にはもう
違う空気になっているのかもしれない。
それだけでなく、ただ時の流れが
もう集まるとか集まらないとか全ての環境を
流し去ってしまうかもしれない。
あるいは向こうで親密な付き合いの人間が
できてかけがえのない存在になるかもしれない。
わりと何も変わらず、淡々と毎日を
こなしていくのかもしれない。
土壇場で僕が嫌になって全てを投げ出して
ここにしがみつくのかもしれない。
それともそのどれでもなく、あっさりと
覆えるのかもしれない。
かもしれない…かもしれない…
無数のかもしれないが一瞬で流れては消える。
タバコに火をつけてから灰になるまで、
そんな"if"が僕の頭を埋め尽くす。
可能性、未来、機会、
ずっと先延ばしにしていた岐路が、
目の前にどーんと現れた。
いや、形は違えど現れていたのだ。
僕はそれを見ないようにしていただけだ。
なんだかジェットコースターの前に似ている。
落下が来るとわかっていて、身構えていても、
その衝撃に打ちひしがれるように。
なんにせよ、落ち着こう。
ゴネれば避けられるのかもしれない、
嘘をつけば逃げられるのかもしれない、
でもそれは格好悪い。
格好悪いというのも語弊がある。
別にそれだけ振り絞って今を維持しようという
気持ちは別に格好の悪いことではない。
でも、なんだか僕の在り方として違う気がする。
ええかっこしいでも、格好つけでも、
飄々となんてこともないようにさらっと
受け入れて余裕です、って感じで生きたい。
この姿勢を変える気にはならない。
僕が選ばれたということは僕が適任と
判断されたということだ。
消去法でも、適当であっても、
選ばれた以上、そこで全力を尽くしたい。
暗い未来を想像して塞ぎ込んでも意味がない。
僕がやるべきことはそんなことじゃない。
残された時間を大切に使うだけだ。
行きたい場所に行っておこう。
会いたい人に会っておこう。
やりたいことをやっておこう。
僕の心に消えないほどの輝きを残そう。
どんなに冷たい時が来ても、
その思い出は僕の心を暖めてくれるはずだ。
みなさんお付き合いのほどお願いします。
ps.こんだけ書いてそうでなかった時、
本当に罰が悪いけど、そん時はそん時で
let's party in the groove!
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