リターントゥトウキョウ

福岡での3年間は、とにかく
何かしらを食べていた記憶がある。

人は食べてなければ生きていけないから、
どこであろうと物を食べているが、
まぁ、そういうことではない。

これまで志茂に住んでいたときは
さほど外食を行っていなかったが、
これがどうだ福岡では頻繁に
行っているではないか。

Instagramを見返すと、3日にいっぺんは
なにかしらの麺類が出てくる。
うどん、蕎麦、ラーメン、つけ麺、
油そば、パスタ…
麺類が好きだとは思っていたが、
ここまで好きだとは思わなかった。
自分はタガが外れると、とにかく
麺を食べる生き物である。

なお、豚骨ラーメンはどこで
食べても大差ないので、わざわざ
福岡に来る必要はない。
もつ鍋、鯖、烏賊は大きく違いがあるので
福岡にくるならこの辺りを味わってほしい。
加えて、福岡に観光資源はないので
観光には佐賀とか熊本とか行ってほしい。
そっちも温泉くらいしかないけど。

27歳から30歳までの3年間というのは、
若さの最終期間と言えるかもしれない。
無理しようと思えば、できなくもない。
ただその無理の代償はしっかりと
払わなければならない。
疲れ、体調不良、睡眠の質の低下と、
衰えはしっかりと起きている。
まぁ、ギリギリ無理が効く年齢で
来れてよかったと見る向きもある。

これまでは必ず東京23区内に住んで
生涯を終えたかったが、今現在は
そうでもなくなってきた。
これは恋人の存在も大きいかもしれない。

恋人。福岡生活を語るにおいて、
このファクターを避けることはできない。
3年前の4/1にマッチングアプリを
即ダウンロードし、コロナ禍を利用して
活発に動いた結果、ここまで長く
付き合う恋人ができるとは思わなかった。

恋人がいたから福岡での生活を
送ることができたと言っても、
過言ではないだろう。
ちょっと恥ずかしいけれど。

そして今、阿佐ヶ谷という未開の地に
生活の拠点を構えることとなった。
それも、恋人が来るのは約半年後である。

赤羽の雑多さをそのままサブカル臭に
変えたような街。馴染みやすさと
洒落臭さが同時に香る街。
とりあえず僕も馴染むために、
外席のあるビアバーで本を読みながら
IPAを飲むムーヴをかました。
足元はビルケンシュトック。とかく
この街の人は自然体の洒落を好む
傾向があるように思える。

郷に入っては郷に従え、
この言葉を体現すべく、僕は
阿佐ヶ谷ならびに中央線の空気を
どこどこに摂取していきたいと思う。

誰も知らないミュージシャンの
ライヴに行って、立ち飲み屋で
ホッピー飲みながらその辺の人と
80′sの邦楽とかを語ってればいいのかな?
頑張っていこ。

阿佐ヶ谷生活、楽しみます。

PS,東京タワーはいつまでもぼけっと
  見ていることができますね

今日も何かを間違えた

日々の中で間違えたこと ずれたことを綴ります。 岩崎キリン:iwa191cm@gmail.com

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